[Skyrim] Drak Brotherhood #05

任務を終え、聖域に戻るとGabriellaが迎えてくれました。

「問題発生よ。Astridと話して。」

任務の報告もそこそこに聖域の奥へと促すGabriella。Ciceroのことで問題が起きたようですが、はてさて。

「何でこんな事に…!分かってた、分かってたはずなのに、それなのに隙を与えてしまった!」

うずくまるVeezaraを取り囲む面々。CiceroとAstridの旦那、Arnbjornの姿が見えません。Astridの話によると、突然CiceroがVeezaraを斬りつけ、Astridをも襲い姿を消したとの事。VeezaraはBabetteの調合した薬のおかげで命に別状はないようです。

同胞への攻撃はThe Five Tenetsでご法度とされており、一昔前のDark BrotherhoodならSithisの亡霊に襲われたものですが、現在はそのような事は起きないようですね。これも信仰が廃れているせいでしょうか。

「あの不愉快な愚か者を探しだして、殺しなさい!」

ファミリーの一大事とあっては皇帝暗殺計画は一時中断。逃げたCiceroを見つけ出し、命をもって償わせろと我らがリーダーはお怒りです。また、Arnbjornは事件の直後に怒り狂ってCiceroを追いかけていったそうで、彼の無事も確かめる必要があります。Arnbjornは元CompanionsのWerewolfですから簡単にはやられないでしょうが、Ciceroも不意打ちとは言えSadowscaleのVeezaraに重傷を負わせる程の実力の持ち主です。

見つけ出すと言っても手がかりはゼロ。Ciceroの部屋を捜索します。

それにしても、Ciceroは恐らくこの聖域で最もNight Motherへの信仰が篤かった人物。そんな彼がThe Five Tenetsを破ったというのは少し解せません。確かに言動はおかしかったですが、本格的に狂ってるわけではありませんでしたし。

信仰という面では、他のメンバーもThe Five Tenetsを無視しているという現実はあります。

Tenet 1: Never dishonor the Night Mother. To do so is to invoke the Wrath of Sithis.

ひとつ、Night Motherに不敬を働くべからず。

AstridはNight Motherのやり方は時代遅れで自分たちのやり方とは違う。Ciceroがそれを受け入れなかったのが問題であって、彼が狂っているかどうかは大した問題ではないと言います。このような現状に耐えかねての行動なのかもしれません…。

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Ciceroの部屋には5冊の日記が残されていました。謎多きCiceroという人物の正体も見えてくるかもしれません。

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第一巻は4E 186 Evening Star、CiceroがDark Brotherhoodに加入するところから記されています。「新しい人生が始まる」と期待に胸をふくらませている様子が伺えますし、他の文面を見る限り、この頃は現在のような精神状態では無かったように思えます。

4E 187 Rain’s Hand、この頃から、末端の構成員であるCiceroでさえ、「我々の力、役割、献身は虚構になりつつある」と、Tamrielでの組織の影響力が低下している事に言及しています。献身も虚構になるという事は、構成員のSithisやNight Motherへの崇拝の念も弱くなっているのでしょうか。

また、幹部組織Black Hands内で組織拡張を唱える者と整理統合を唱える者とで意見が割れているという噂がある、とも記されています。

第二巻は4E 188 Sun’s Height、HighrockのWayrestが海賊によって陥落し、聖域も被害を受けた事件から始まります。翌月、聖域は破壊され生存者が居ない旨の連絡を受領。この段階で活動している聖域はCicero達が居るCheydinhal、Skyrim(森の中と記されているので恐らくFalkreath)、ElsweyrのCorinthe、以上三箇所のみとなっていますが、Black HandはCorintheの聖域の閉鎖を決定。メンバーはCheydinhalの聖域へ移ります。

4E 188 Hearthfire 27日、BravilにてCyrodiilの二大Skooma密売組織の抗争が勃発。ListenerのAlisanne Dupreは傭兵を雇ってNight Motherを守ろうとしています。しかし、数日後Lucky Old Lady像が破壊され、Night Motherの墓所は危機的な状況に陥ります。CheydinhalからもBravilへメンバーを二人送っています。

4E 188 Sun’s Dusk 21日の日記には沢山の出来事が記されています。Cheydinhalから二人が去った直後Bravilとの連絡が途絶えます。そして、この日の朝、二人のうちの一人、Garnagが一人でNight Motherの棺を荷車で引いて戻ってきています。Garnagによると、墓所は暴かれ共に応援に向かったAndronicaは惨殺。ListenerのAlisanne Dupreは生きながらメイジの炎の嵐で焼き殺されたとの事。そんな中、Garnagは重傷を追いながらもNight Motherの棺を街の外に運び出したのでした。

第三巻は4E 188 of Sun’s Dusk 23日、Garnagの帰還から数日後、Listenerを失った不安と絶望から日記は始まります。

4E 189 Morning Star 24日、Night MotherがCheydinhalにやってきて二ヶ月経っても、次のListenerが決まりません。ココでRashaはNight MotherのKeeperを選出することをBlack Handに提案。翌日、CiceroがKeeperに選ばれます。

彼は栄誉あるKeeperの職を受けられることをとても喜んでいます。しかし、喜びの理由はそれだけではなく「もう二度と刃を振るう必要のない幸運が訪れた」とも記しています。Bravilでの騒動の合間の仕事に失敗していた事も原因かもしれませんが、日記全体を通じて、Ciceroは自分の仕事についてあまり多くを記していません。

4E 189 Morning Star 30日、最後の暗殺ターゲットは道化師。息絶えるまで笑い続けていたと簡潔に記しています。

4E 189 First Seed 3日、一気に日付が飛んで、Keeperの仕事の内容が詳細に説明してあります。またKeeperとしての責務を全うすると固く誓っています。

4E 189 Sun’s Height 4日、この前の月の日記から少し変化が見られます。Listenerを失ってから半年以上が経過したにも関わらず、未だ新たなListenerが選ばれないことに苛立ちをあらわにしています。また、Keeperとしての献身的に仕事をこなしているにも関わらず、なぜ自分がListenerに選ばれないのか、なぜNight Motherの恩寵を受けられないのかと憤りを感じているようにも見えます。

そしてこの日の日記では、多くの時間を最後に殺した道化師の事を思うことに費やしている事が記されています。道化師の死に様を「生よりも愉快な死」と表現し、「彼のことを理解できて誇りに思う」と、第三巻を締めています。

第四巻、4E 189 Hearthfire 1日、遂にCheydinhalの聖域も攻撃され放棄されます。

4E 189 Evening Star 4日、突然Rashaが自分がListenerであると宣言します。しかし、CiceroはRashaがBinding Wordsを知らない為、偽りであると確信します。Binding Wordsは「Darkness rises when silence dies」で、これは私がNight Motherの声を聞いた時にCiceroへ伝えろと言われた言葉です。

翌日、Rashaが死亡します。詳細は分かりませんがCiceroがGarnagをそそのかした?

4E 191 Last Seed 29日、 Garnagが死亡しCheydinhalのメンバーはCiceroだけとなります。

4E 192 Sun’s Dusk 21日、 恐らくこの頃からCiceroは現在のような精神状態になっています。日記の内容も特に読むところがないような記述が増えてきます。まぁ、ListenerもSpeakerも兄弟も姉妹も居ない中、ただただNight Motherの世話を一人でしていたわけですから、気が触れても仕方ない状況ではありますが…。

4E 200 Sun’s Dusk 28日、遂にCheydinhalを経つ決心を固めます。Night Motherと組織を守る為に。

そして、最終巻に続きます。

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