[IronFront:Liberation1944] First Impression

Iron Front: Liberation 1944は第二次世界大戦の独ソ戦を舞台にしたハードコア系FPSです。ARMA2のエンジンを使っているという話でしたが、挙動や操作方法はそのまんまです。走った際のカポカポまで同じ。

キャンペーンはドイツ編、ソ連編が用意されています。ドイツ編があるこの手のゲームって珍しいんじゃないですかね。それぞれ、英語版とオリジナル言語版が選べます。字幕の言語は英語に出来るので雰囲気を味わいたい方や、ロシア語、ドイツ語ペーラペラという方はオリジナル言語版が良いかもしれません。

ただ、ラジオチャット(Enemy 100 Meter Frontなど)は英語版でもオリジナル言語で喋ります。もしかしたら設定で変更できるかもしれませんが、これはかなりゲームに支障を来しています…報告がある度に左下を読まないといけませんので。

ドイツ編とソ連編、どちらで始めても最初はチュートリアルです。内容は微妙に異なりますが、ソ連編の場合、基本移動操作、PPHS、Mosin-Nagant、マシンガンでの射撃演習、トラックでの野戦砲運搬、野戦砲射撃訓練と続き、ドイツ兵を味方に殲滅させる実質的な分隊命令演習。

場面が変わり戦車の訓練で、ドライバー、砲手、指揮官の操作をそれぞれ覚えてチュートリアルは終了。

次からは本格的なミッションが始まります。

ポーランドの街、Baranuvまでの道のりを先遣隊として進みます。

まずは交差点に陣取ってる機銃陣地を排除。この時点で初期装備のPPSHの残弾はほぼ無し…。

陣地に居たドイツ兵からMP40を拝借。道路の両脇には建物がズラーッと並んでいて、その中にドイツ兵が潜んでいます。迂闊に飛び出すとバシバシ撃たれてすぐに死んでしまいますのでクリアリングが大事。でも、このミッションは制限時間有りなのでのんびり進んでもいられません。

MP40の弾も尽きたので味方の遺体からモシン・ナガンを拝借。屋内戦が多いのですが、道路は真っ直ぐで見通しがよく歩兵銃も使えます。MP40やPPSHは遠距離だと精度が低すぎて使い物になりません。特に、窓から狙ってくるような敵には全然当たりません。

建物の窓や角に注意しながら前進していきます。チェックポイント付近の敵を全て排除すれば先に進めるようなんですが、建物の二階や木の影に潜んでいたりしてなかなか見つかりません。

そうこうしてる間に時間切れでミッション失敗。五回か六回くらい挑戦してますが最高記録ですね。多分、このチェックポイントさえ通過すれば終わると思うんですけど。

敵味方ともAIはちょっとお馬鹿で、視野が狭いのか正面に出ても攻撃して来なかったり、撃たれても棒立ちのままだったりします。敵と味方が至近距離でクルクル回りながら撃ち合いしてる姿はちょっとシュール。

++++++++++

久しぶりにWWIIモノのFPSを遊べて楽しいです。最近は猫も杓子も現代戦ばかりですからね。ただ、ベースがARMA2なので難易度は折り紙つきですし、操作方法や挙動も独特なので慣れるまでが大変。キャラクターの挙動も本家に比べると非常にぎこちなく、戦闘中の挙動は上述の通り。

本作は第一報の頃から気にはしていたのですが、いつの間にかリリースされていてすっかり忘れていました。私はGreenman Gamingで50% offに25% offクーポン付けて$10ちょっとで購入したので特に不満もありませんが、$30はどうだろうなぁ…。特にWWIIにこだわりが無ければ本家のARMA2の方がええんじゃないかと思います()。

CoDやBFしかプレイしたことないと言う方は、お値段次第ですがちょっと触ってみると別の世界が拓けるかもしれません。トコトコ走り回ってぴょんぴょん飛び跳ねながらドカドカ撃ち合いするのも楽しいですが、中腰でアイアンサイトを使ってじっくりクリアリングしながら進んでいくのもなかなか粋ですよ。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。