一年半ほど愛用していた Lumia800 ですが、近頃うまく充電できない状態になってしまいました。バッテリーが逝ってるのか、micro USB 端子の接触不良か、恐らく後者だと思われます。

Lumia800 自体は WP7.8 へのアップデートも適用されましたし、まだまだ使える端末なのですが、このような状態では引退してもらうしかないと判断。次の端末の購入を検討しました。

当然、候補として上がるのは Nokia の WP8 シリーズです。現時点で入手可能なのは Lumia920, Lumia820, Lumia720, Lumia620, Lumia520 の五種類。Lumia920 がフラグシップモデルで、数字が小さくなるに連れてローエンドモデルという扱いになっています。しかしながら、Lumia920 以外は数字が大きい方が良い機種とは一概に断ずることは出来ません。

http://blogs.msdn.com/b/shintak/archive/2013/04/14/10410834.aspx

それぞれのスペックの比較はココが分かりやすいと思います。参考価格に関しては記事の執筆当時から値下げされていたり、最近の為替動向の影響を受けていたりしますので改めて調べる必要があります。

悩みに悩んで Lumi720 を選択しました。比較対象は Lumia820 でしたが、決め手は薄さと重量。それからディスプレイに Gorilla Glass 2 が採用されている点です。

薄さと重量に関して。薄さはボディの形状が異なるので写真では分かりづらいかもしれません。公称値では Lumia800 が 12.1mm、Lumia720 が 9mm となっています。実際、手に持った感じは全然違いますね。

重量は Lumia800 が 142g、Lumia720 が 128g です。Lumia800 は大きさの割にずっしりくる感じがありますが、Lumia720 は逆にかなり軽く感じます。ディスプレイのサイズが大きくなっているのが原因だと思います。

慣れの問題もあるのかもしれませんが、手にフィットするのは Lumia800 の方です。4.3インチディスプレイの Lumia720 であっても私の手のサイズなら片手で扱えますが、3.7インチの Lumia800 の方がより扱いやすいです。スマートフォンの大画面化の傾向は続いていますが、個人的にはそれなりのスペックで4インチ未満の端末も増えて欲しいと思っています。

Lumia800 には Gorilla Glass が採用されていました。Gorilla Glass といえば、ボールペンで滅多刺しにしても割れるどころか傷すらつかないというアレです。

実際、傷はつきにくいと思います。薄く小さい傷が一箇所か二箇所くらい付いてるくらいで、それも普通に使ってると気づかない程度のものです。スクリーンプロテクターは極力貼りたくないので Lumia720 に Gorilla Glass 2 が採用されているのは大きな決め手になりました。

他に Lumia800 からの変更点としては、microSD に対応した点、充電端子の位置が上部から下部に変わり蓋が無くなった点、フロントカメラが搭載された点くらいでしょうか。

microSD は WP8 から対応しました。写真も音楽も動画もそれほど持ち歩かないですし、写真は SkyDrive で同期してますのであまりメリットはないです。まぁ、無いよりあった方が良いか程度。

ちなみに microSD と microSIM の挿入口は付属のピンで開けます。小さい穴の中のスイッチを押しているようなので、細い針金でも代用できるんじゃないですかね。そんなに頻繁に開けるところでは無いので特に気になりません。

充電端子の蓋が無くなったのは嬉しいですね。Lumia800 のハネ上げ式の蓋は扱いにくかったですし、少しヒビも入ってます。Lumia720 は別売りのカバーを装着すれば無線充電も可能ですが、その別売りのカバーが売ってないという…。

フロントカメラがあるので Skype でビデオチャットできますね…する機会はなさそうですが。解像度は 1280 x 960 と結構高画質です。Lumia820 は 640×480 なんですけどね。

WP8 なので他にも細かいところは変わってますが割愛。母艦との同期に Zune が使えなくなってるのは知りませんでしたので、ちょっと焦りました。代替アプリとして “Windows Phone app for desktop” なるものがあります。このアプリはただ同期するだけで、音楽や動画などの再生機能はありません。Zune 一本で済んでたから楽だったんですけどねぇ。

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という感じの夢を見ました。掲載した写真は念写です。