[Necropolis] First Impression

Necropolis

Shadowrun Returns でフランチャイズのリブートを成功させ、現在は BATTLETECH の開発を進める Harebrained Schemes の新作。当初は今年3月に発売が予定されていたもののコンソール対応に伴い同夏に延期されておりました。

そして、PC版は無事に昨日、7/12に発売されましたがコンソール版は更に延期され今夏発売予定。多言語対応ですが日本語は無し。

発売直後に1時間弱プレイした段階のインプレッションです。

Necropolisサブタイトルにて “A Diabolical Dungeon Delve(非道なダンジョン探索)” と銘打たれております通り、ベースはパーマデスのローグライクです。最初のレベル(ダンジョンの階層)で出現する敵は大して強くありませんが、場所によっては5体を超える数に囲まれてしまうケースもあり、適当に武器を振り回してゴリ押しするのはやや厳しいバランスになっております。

Necropolisアクション面に関しては Dark Souls 的と説明するのが手っ取り早いですね。攻撃方法は、メインハンドのライトアタック、ヘビーアタック、パワーアタック、ジャンプアタックの四種類に加え、オフハンド装備にもプライマリとセカンダリの二種類のアクションが用意されています。その他、ジャンプ、ドッジなどと組み合わせて戦闘を進めますが、当然ながらこれらの行動はスタミナを消費します。

Necropolis
Necropolis特徴的なのが、ヘビーアタックやパワーアタックなどの特殊なアクションを行うとスタミナの最大値が下がる点です。特にパワーアタックはかなり強力で多数の mob を殲滅するのに有効ですが、スタミナ最大値を1/4程度持っていかれるので調子に乗って乱発しているとライトアタックやドッジが出来なくなって詰みます。

スタミナの最大値は食料を摂取することで大きく回復します(もちろんヘルスも回復する)。食料は道中で拾う以外に自分でクラフトすることもできるので、出来るだけ切らさないようにしておきたいところ。

Necropolisパリーやバックスタブといった DS シリーズを象徴するギミックは無く、戦闘自体はやや単調な印象を受けます。攻撃モーションは武器によって変化しますが、見た目の異なる武器であってもカテゴリが同じならばモーションも同じというケースがほとんどです。キャラクターの成長にステ振り要素が無いのも、武器の取捨選択に奥深さが生まれない要因の一つになっています。

Necropolisレベルの最後に強力なボスが待ち構えている…みたいなこともありません。このあたりは「死んだらまた最初から」という仕様上やむを得ないのかもしれません。

Necropolis消耗品は食料の他にポーションや魔法のスクロールが登場し、その多くは拾った段階では効果が分かりません。鑑定スクロールを使用すれば明らかになりますが、持っていない場合はそのまま使うという選択肢もあります。

ちなみにこのポーションは麻痺効果があり、数秒間動けなくなりました。

Necropolis特殊な通貨「トークン」を消費して購入するコーデックスは一度アンロックすれば、死んでしまっても次のプレイへ引き継げるようです。まだ一度も死んでないので詳しいことは不明。

Necropolisなんやかんやで Dark Souls や他のハクスラ系のゲームと比較されているようで、確かにそれらの要素はあるけれど、似て非なるものというのが正解な気がしています。悪く言えば中途半端ですね。全体的なボリュームや周回要素などが依然不明ですので、果たして3000円の価値があるのかどうか…不安を抱えつつ下の階に進んでいきたいと思います。

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