[Chivalry:MW] First Impression
Iron Frontで”もんにょり”してしまったので、気分転換にChivalry: Medieval Warfareをプレイしました。
Launch Trailer
架空の中世欧州風の世界を舞台に剣や斧や弓で戦うマルチプレイ専用アクションゲーム。Mount & BladeのシステムがベースのWar of the Rosesとほぼ同時期にリリースされ、Wishlistに放り込んで様子見してたらそのまま忘れちゃってたといういつものパターンです。
戦闘中にスクリーンショットなんて撮る暇ないので、動画を撮影していました。トレイラーでも分かるように、ゴア表現はキツイです。首や腕がポンポン飛ぶので苦手な方はご注意。
丁寧なトレーニングモードがあるので、戦場に向かう前には是非こなしておくことをお勧めします。基本的な操作からクラス毎の特徴、攻城兵器の操作までひと通りの事を学ぶことができます。
攻撃はLMBで横斬り、ホイール下で縦斬り、ホイール上で突きの三種類を繰り出せます。それぞれ、攻撃範囲、威力、リーチに優れる他、周囲の状況に合わせて使い分けていく事になります。
本作ではFFやTKは当然のように有効です。チーム戦で乱戦になるのが常ですので、無闇矢鱈に横斬りを繰り出しているとキルログがTKで埋まります。ある程度のFFやTKはやむを得ない部分もあって、他のFPSほど神経質になる必要は無いかと思いますが、何事にも限度があります。
また、各種攻撃は周囲の障害物にぶつかり不発に終わることがあります。狭い場所でポールアームを振り回しても隙にしかなりません。セカンダリ武器に切り替えるか、突き主体の戦闘を心がける必要があります。
クラスは弓やクロスボウで戦うArcher、軽装でトリッキーな戦闘が可能なMan-at-Arms、ポールアームを振り回すVanguard、重装で強力な両手武器や頑強なタワーシールドを扱えるKnightの4種類。
まだVanguardとMan-at-Armsしか使っていませんのがそれぞれ軽く感想を。
Vanguardはポールアームのリーチを生かして敵の手の届かないところから攻撃を仕掛ける事が可能。ただ、振りが遅くブロックされやすいです。盾が持てないので投射武器は避けるしかありません。
鎧は中級で移動速度もそれなりです。ただ、中級の鎧とはいえ被ダメージが異様に高い本作ではあまり頼りになりません。
特殊能力のチャージは一定距離スプリントした後に攻撃を出すと発動します。発動可能になると武器の構え方が変わります。かなり強力ですが助走距離が結構必要ですし、跳びかかるように攻撃するため当てにくいです。正面からだと普通にブロックされてしまうので、乱戦に斬り込む際に敵の死角から突っ込むと効果的。
Man-at-Armsは軽装で片手武器と盾をメインに扱います。盾はどれだけ防御しても壊れませんが防御可能範囲が意外とシビアで、少しでも敵の攻撃が視界から外れるとダメージを受けます。Man-at-Armsの盾はサイズが小さいので、投射武器を完全に防ぐことはできません。
鎧は軽装なので移動速度に優れますが、防御力はお察しください。本当に簡単に死にます。
そこで登場するのが特殊能力のドッジです。方向キーを素早く二回入力すると、その方向にステップ回避します。相手の攻撃を華麗に避け、軽い片手武器で連続攻撃を叩き込む戦法が有効でしょう。
盾は特殊装備枠で、同じ枠には投射武器も含まれます。Man-at-Arms専用のOil Podはかなり厄介な武器で、盾を持たずにOil Podを投げまくってる人も見かけます。
経験値を貯めて武器をアンロックする要素もありますが、基本的には個人のスキルに依存する部分が大きいです。適当に武器を振り回しているだけではどうにもなりません。
仲間と共に行動し数的な優位を確保する事。味方が戦闘中の敵を横や後ろから攻撃して援護する事。自分が狙われた時、周囲に味方が居るなら無理に攻撃せず敵の注意を引きつける事。純粋な戦闘技術も重要ですが、こうした立ち回りも同様に重要になります。
クラスと武器の組み合わせによっては二発で死んでしまうこともザラです。つまり、あなたのFF一発+敵の一発で味方を死に追いやる危険性があります。不要なFFは避け、周りをよく見ながら攻撃しましょう。
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シビアなFPSも楽しいですが、泥と血にまみれてドカドカ戦うのも楽しいです。最近、ちょくちょくセールになってるところを見かけるので、興味があれば狙ってみてはどうでしょうか。