Heat Scale の導入によって最も不遇な扱いを受けることになったメックの筆頭に挙げられるのが、この Awesome であることを否定するメック戦士は少ないことと思います。尤も、Heat Scale 実装以前も、そこまで強いメックという扱いではなかったように記憶しています。

IS Quirks 実装に伴い、それなりに強化された Awesome ですが、戦場ではあまり見かけません。それどころか、Twitter で「買ってみようかな」とつぶやくと全力で止められるほど。とは言え、気になるものは気になりますし、丁度セールで安くなっていましたし、思い切ってポチってみました。

マリクセール中に AWS-9M を購入。購入動機の半分以上が XL320 Engine であったことは秘密です。Quirk は ERPPC 絡みのものが揃っており、AWS-8Q の上位互換のような印象。おまけ程度にミサイルも使えるのですが、Quirk が無いので無視する方向で。

この AWS-9M は高速機なので最大で 385 までのエンジンを搭載できます。そこで今回は手持ちで最も大きい XL360 をチョイス。Endo-Steel に換装し DHS も限界まで差し込み装甲も最大まで盛り付け完成です。

ここまでやっても ERPPC を三つ扱うとなるとかなり熱いというのが正直なところ。チェインファイアでも常に熱の具合を気にしながら戦うことになります。Quirk のお陰で ERPPC はモジュール無しで 1000m 以上先まで最大ダメージを与えてくれますが、そこまで離れると当てるのが難しいですし、そもそもそんな距離で斜線が通るマップが少ないという…。更に Awesome 最大の弱点であるヒットボックスのデカさ災いし、サイドトルソを抜かれて撃破される事案が多発。

Basic スキルを取り終わって一旦解体したものの、諦めきれずに出撃し続けること幾星霜。何となく立ち回り方が身につき、それなりに戦えるようになってきました。最適なポジションから止めどなく繰り出される粒子砲が次々にヒットすると相当気持ちいいものです。

マリクセール終了間際、今度は AWS-8Q を購入。こちらは普通の PPC 関連の Quirks が揃っており、運用方法としては AWS-9M とほぼ同じです。ただし、接近戦を挑まれると火力が激減しますし、距離を取るだけの機動力もないのでより慎重な立ち回りが求められます。

ERPPC に比べ発熱量が低い為、熱管理は断然楽チン。PPC を四本積んでもいけるんじゃないかと思えるほどです。射程距離はぐっと短くなっていますので Tourmaline や Alpine などの広めのマップでは思いの外ダメージが与えられません。Range Module でどこまで補えるか気になるところ。

8Q は言うまでもなく殴り合いに向いていないので、深追いしてうっかり出過ぎない事、市街地に突っ込まない事を念頭に置いて、蟹さんやダイシさんの後ろからドカドカ撃ちこんでいきましょう。

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かなり好印象な書き方をしていますが、ここまで強化されてようやく普通に戦えるようになったのかな、という程度です。私の PPC の命中率が 60% 程度なのもあると思いますが、現状では驚くようなダメージを叩き出すようなこともなく、良くて 400-500dmg くらい。ERPPC 二つ積んだ Summoner の方が数字は出ます(C-ERPPC は最大15点ダメージですしね！)。

更に、ERPPC quirks を持った競合相手が随分優遇されているのも Awesome の影が薄い一因であると感じます。そうです、TDR-9S と CDA-3C です。ERPPC Heat Generation-50% はイカンやろと。むしろ AWS-9M にくれと（懇願

遠距離(600m+)からの砲撃支援をさせたいのであれば射程延長と弾速上昇、中距離(600m-)からのダメージディーリングをさせたいのであればトルソの装甲強化と発熱量の緩和など、PGI が想定している(とは思えない雑な Quirks 設定ですが)運用に適した調整を施して頂きたいですね。

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マリクセールが終わって、次はリャオセールが始まります。当然、Awesome はまた安くなるので三機目の購入を目論んでいるのですが、残りの AWS-8R, AWS-8T, AWS-8V は全て LRM の運用が前提になっています。どれも決め手に欠ける感じで相当迷っているのですが、PPC を使いたいので AWS-8V を購入する予定です。LRM boat 苦手なんですよね…苦労しそうです。