[Assassin’s Creed:BH]Review(Singleplayer)

Assassin's Creed: Brotherhood
First Impressionを書く前にクリアしてしまったというね。

発表当初はタダのスピンオフでファンディスク的な物になるのかなと思っていました。
マルチも付いて来るって話でしたし。そんなに力入れられるはずねーだろと。

その予想を見事に裏切ってくれたUBI Montrealは素晴らしいです。

本作の全部の要素をココに書き出していると大変なことになるので、
掻い摘んで気になったところを紹介出来ればと思います。


まず、ストーリーですが、しっかり前作の続きから始まります。
アニムス内ではエツィオがローマでロドリゴ・ボルジアを倒した直後。
現代はアブスターゴから逃走中のトラック内。

今回は現代編でも大きく物語が進み、更なる謎を残して幕を閉じます。
続きが気になって仕方がありません。

あんまりネタバレはいけないのでゲームの要素について。

エツィオさん個人に新しいアクション、装備が色々と追加されています。

Sword&Pistol

・遠近コンビネーション
中型武器と短剣に限りますが、それぞれ装備中にXボタンを長押しすると、
前者はピストル、後者は投げナイフを使えるようになってます。
戦闘中にとっさの判断で遠くの奴をズドーンとか出来ます。

今作は街中でも馬に乗れて、それにともなって騎馬兵との戦闘も発生するんですが、
馬Loveな私は馬を斬るのが嫌で毎回騎手のみ撃ち落としてます。

・キルストリーク
決してラジコン爆弾やナパーム爆撃があるわけではありません。

カウンター・キルやコンボ・キル中(痛そうなアクション中)に、
周囲の敵に向けてスティックを倒しつつXボタンを押すと、続けてキル出来ます。
キルストリークをドンドンつなげる事で大量の敵を手早く倒せるだけではなく、
重装兵や探索兵等の割と対処の難しい敵も簡単に倒せます。

また、上記の遠近コンビネーションが可能な武器だと、
キルストリーク時にXボタンを長押しすることで、追加遠距離攻撃も出ます。
要するに、一回のキルストリークで二人殺せて大変お得。
弾数制限はありますが。

このシステムのおかげで雑魚戦がかなりスピーディになりました。
まぁ、若干無双風になった感も否めませんが、
キルストリーク中も敵の動きを見ながらカウンターや回避を行う必要がありますから、
アサクリシリーズ特有のアクション感は消えてません。

・クロスボウ
初代ではオープニングのみに登場したクロスボウがいよいよ登場。
うれしい半面、ちょっと残念な感じ。
初代の投げナイフ並に万能で、重装兵も一発で倒せてしまうのがなぁ。
ちょっとバランスブレイカーかもしれません。

一応、カウンター攻撃はできるので近接戦闘にも対応してます。

・大型武器
前作では敵から奪ってほぼ使い捨てだった大型武器が、
お店で買えて装備できるようになりました。
中型武器が置き換わるので、華麗なピストルコンビネーションは不可になります。
ただし、槍(今作では一律ハルバード)は購入も装備も不可の模様。

Assassin's Guild
エツィオさん以外では、やはりアサシンギルドの存在が大きいです。

ゲーム序盤と中盤の間くらいで、市民をアサシンギルドに勧誘することが出来ます。
ギルド員はボルジア塔を壊すごとに一人増えていき、最終的には12人まで増えます。
この弟子たちを育てて一人前のアサシン(アサシーノ)にしなければなりません。

とは言っても、エツィオさんのやることは弟子に任務を与えて欧州中に派遣するだけです。
そこで経験値を稼ぎ、レベルを上げます。
レベルが上がると、武器か防具を強化できるのでポイントを振ります。
また、一定レベルでピストルと煙幕も使えるようになり、
大変頼もしい存在となっていきます。

最終的に、レベル10まで上げると正式に儀式を執り行い、
めでたくアサシンとなるわけです。

なんと、服装もエツィオさん風になります。
さすがアサシーノです。

弟子はどうやって使うかと言うと、時間経過と共に貯まるゲージを消費して呼び出します。
ゲージはMAXで3本まで貯められて、その数はメンバーの数によって増減します。
1人の時は1本、3人で2本、6人で3本です。
尚、当たり前ですが派遣してるメンバーは数に入らないので注意。

ゲージの増え方からも分かるように、1回の呼び出しで2人まで召喚できます。
3本貯まってる状態だと、全部消費して矢の嵐を降らせます。
視界の敵兵を全部倒してしまいます。チート級です。

弟子の登場の仕方も様々で、

頭上からエア・アサシンしたり、
藁の中から飛び出してきたり、
馬で駆けつけて飛び込んできたり、
物陰から颯爽と現れたり…

ターゲットの位置によって変わるようです。
ま、時々、本当に異次元から現れるのはご愛嬌。

なぜなら彼女らもまた、特別な存在d(ry

ああ、アレです、アニムスのバグです。

彼女らと書きましたが、女の子もリクルート出来ます。
多分、女の子オンリーな娼館と見まごうばかりの構成も可能かと思われます。
あ、ダメか、最初のイベントで勧誘するのは固定かも…。
# 不必要な弟子を死地へ送り込めば或いは…。

実際の性能ですが、かなり良いです。強いです。
なんといっても、初回登場時はほぼ確実にターゲットを倒せるので、
それだけで二人もってけるわけです(倒せない時もあります)。
また、煙幕をいいタイミングで使ってくれると美味しいですね。

ただ、弟子のカスタマイズ性が低いのと、
全員アサシーノになると12人居る意味がないというのが問題かな。
クリア後は大変平和になってしまって、
時々マスターが衛兵に喧嘩売るのに付き合ってる状態。

———-

んー、他にも色々あるんですがこの辺で。

今作ですね、結構初代の要素が復活してるんですよね。

壊れる足場
自警団の兄貴たち
市民救出ミッション
短剣装備時の投げナイフ
旗集め…

多分、他にもあると思いますが、シリーズファンの方はニヤリとしてください。
色々詰め込んで、それなりにバランスも取れてて、ストーリーも驚愕の展開。
スピンオフと侮っていた私が悪かったですごめんなさい。
おかげでマルチも特典ディスクもまだなんです。

てなわけで、そろそろマルチやってみようかと思います。
暫くMinecraftはお預けになりそうですね。

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