[DragonAge2]First Impression
PSTの3月8日午前0時頃に北米にてSteam解禁されました。一方、日本では10日に解禁ということで、少しお預けを喰らってしまいましたね。
私はといいますと、ちょっくらアメリカのイリノイ州まで飛んでいきまして、そこからSteamにログイン->復号->プレイ余裕でした。インターネッツの恐ろしさの片鱗を味わった感じです。国境なんて飛び越えてしまえば問題ないんや!
デモ版を散々やったので序盤は楽に進みました。セリフ回し等、若干変わってましたね。デモ版ではFlemethに出会った後、かなり物語が飛ばされますが、あの後も色々あります。というか、まだIsabelaに会ってすら居ません。
クエストはMain Plotを中心に、Secondary、Companionなど分類されています。Mainも一本のお話ではなくて、幾つかの話が並行して存在してます。例えば、Flemethから預かったアミュレットを届けるクエストと、Varric絡みのクエストが序盤は並行してます。CompanionはCompanionの個人的な問題に付き合う話で、親密度がかなり変化するようです。
SecondaryはMainとは全然関係ないけど、それなりにカットシーンも付いてるストーリー仕立ての内容で、Sideクエストは本当にタダのお遣いだったりS&Dでそっけないものになります。しかし、ワケあって序盤はある程度の資金を調達する事がMain Plotの一つになっていますから、そういった細かいクエストもこなして報酬を拾っていくのも重要になっていきます。経験値も稼げますしね。
戦闘のテンポがかなり上がっているのはデモで確認済みですが、他の面でもそのような傾向は見られます。その一つがエリア間の移動。前作のようにトボトボ進んでランダムエンカウントが発生するような事はなく、少しのロードを挟んですぐに目的地に到着します。コレがなかなか、ストレスフリーでいい感じですね。
MAPは右下のアイコンで大まかな場所を変えることが出来て、Kirkwallは昼と夜で別MAP扱いとなってます。クエストによっては時間帯が指定されているものもありますので、ジャーナルをよく読んでみましょう。ま、親切にMAPにマーカー付くんで読まなくても大丈夫ですが。
前作での様々な決断の影響も出てきます。物語のスタートは前作より少し後になりますが、Kirkwallに到着してからすぐに1年経ってしまいます。その間にFereldenでは前作Dragon Age Originsの話が進んだことになります。海を隔てたKirkwallですが、全く無関係というワケにはいかないようです。
前作をプレイした人は、セーブデータをそのまま選んで反映させる事が出来ますし、そうでない人は幾つかのテンプレートから選択する事になります。
前作の主人公の選択のおかげで、こんな人に出会ったりするワケです。
思わず、「ごめん…すまんかった…」と呟いてしまいました。
まぁ、まだまだ序盤なのでニヤリとする場面は少ないですが、今後が非常に楽しみですね。
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全体的にMassEffectに近くなったなーという印象は変わりません。とてもシンプルになりました。戦闘の難易度も下がって、Normalなら割りとテキトーに遊んでても全滅しません。装備品関係も、前作くらい細かく変更できるのは主人公だけで、他の仲間は殆ど固定装備になってます。変えられるのは武器とアミュレットとベルト、リングくらいですかね。Varricに至っては武器まで固定です。
というか、店売りの防具って殆ど主人公専用属性が付いてて、買ったところで仲間に装備させられないんですね。ココまでするかと思いましたが、ME2も似たような感じでした。とにかく、煩わしいことは極力減らして、戦闘とストーリーを楽しんでね!って事なんでしょう。
戦闘は簡単になったと言いますがポーズを多用して、味方一人ひとりに指示を与えるやり方も可能です。そういった、ストラテジーっぽい方が好みの人はそうしてね、アクションRPGっぽく遊びたい人はスペースキーに指を置かないでいいよ、ということですね。コレは開発者が言ってた通り。
総じて、なかなか楽しですよ。見た目もシステムも結構変わってしまいましたが、一方で爽快感は断然増してるし、サクサク進められて変なストレスも感じませんし。人によって好き嫌いは分かれるかなと思いますが、私は大変気に入っています。わざわざイリノイまで飛んで良かった!と思える内容となっています。