[Assassin’sCreed4] First Impression
久しぶりに”完成している”ゲームを購入したような気がします。X: Rebirth があの有り様でしばらく寝かさざるをえない状況になってしまいましたので、予定を変更しました。結局、このシリーズは初代からずっと買い続ける運命なんでしょうか。
今回の主人公はエドワード・ケンウェイ。前作 Assassin’s Creed 3 の主人公、コナーの祖父にあたる人物で、当然ながら時代も少し遡ることになります。ジャックドー号を駆り、広大なカリブ海を冒険する事ができます。自分の船は最初から使えるワケではなく、しばらく物語を進めるとアンロックされる形です。
一応、アルタイルの子孫である事は間違いないようですが、海戦の混乱の中で偶然アサシンと出会い、テンプル騎士団との抗争に巻き込まれていくような流れになっています。アサシン教団とは全く接点が無さそうなのですが、何故か歴代主人公並みの技をいきなり使えるので操作に不自由はありません。
基本的な操作方法は変わりません。フリーランでマストからマストへ飛び移り、ダブル・エアアサシンを華麗に決めたり、二本のカトラスを振り回して大立ち回りを演じたり、或いは物陰に隠れながら静かに敵を葬ったり、攻略の自由度は(今のところ)高いです。見つかったら即シンクロ解除、みたいなシークエンスはまだ出てきてません。
大きな変更点としては LT でのロックオン機能がオミットされ、銃を構えるようになっています。今までのように、接近戦の中で銃を使う事も勿論可能ですが、それ以外の場合は TPS のようにしっかりと狙いを定めて引き金を引く必要があります。
現代編は前作で一応の区切りが付いたものの、何らかの形で本作にも絡めてくるとは予想していました。当然、現代編の主人公はデズモンドではありません。アブスターゴの新入社員で、エドワードの記憶を辿るプロジェクトに従事しています。ご覧のとおり、常時一人称視点で話が進み、主人公の容姿はおろか声さえも聞けません。現代編は殆ど触っていない状態なので、どのような感じになっているのか不明です。少なくとも、デズモンドのように飛んだり跳ねたりする事はなさそうです。
前作の海洋パートは、本編のオマケのような扱いでしたが、今作はむしろ船がメインと言っても過言ではないでしょう。好きな場所に好きなルートで航行できますし、好きなところに船を停泊させ、船から降りて島を探索できます。もしかしたら、歴代のシリーズのように陸上の拠点は無いのかも?と思っています。進度的にはちょうど船を手に入れた辺りで、いよいよこれからが本番といったところでしょうか。
エドワードの今後も楽しみですが、現代編がどういった展開になるかの方が気になっています。この期待を裏切らないようにしてもらいたいものです。
スクリーンショットの通り、Steam でも JP 版を購入すれば日本語になっています。テキストだけでなく吹き替えも入っています。ただ、字幕がかなり見づらい(背景が明るいと文字が読めない)のはよろしくありませんね。私は英語音声+日本語字幕が好きなのですが、今回ばかりは日本語音声+日本語字幕にしています。吹き替えの音量も微妙に小さくて聞き取りづらい箇所があります。字幕の後ろに黒枠を入れるとか、フォントに縁取りをするとか、何らかの対応をして欲しいですね。