ジャックドー号を手に入れてからはアサシン教団ともテンプル騎士団とも絡まない展開が続いています。というか、メインはそっちのけで海賊行為でお金や素材を貯めてジャックドー号を強化して、また海賊行為を…の繰り返し。これが結構楽しい。

前作でも結構気に入っていた海戦パートですが、今作では自由に船を操り、好きな海域で好きな船に攻撃を仕掛けることが可能。望遠鏡で船を見つけると、艦種、国籍、積み荷の情報を事前に得られるので、片っ端から襲うのではなく美味しい獲物だけ狙うスマートな海賊にもなれます。

海戦は、側砲などで敵の装甲を落とし、露出した弱点部位に旋回砲を当てて大ダメージを与えることの繰り返しになります。軍船は衝角を持っているタイプがおり、こちらの側面を向けて攻撃ばかりに集中していると、強力な突撃を受ける場合があります。戦闘中もこまめに船速を変更しながら、敵船の死角に留まるようにするのがポイント。

黄色いゲージを削り切ると敵船は無力化され航行、攻撃を停止します。そのまま攻撃を加えると撃沈することが可能ですが、横付けして船員を乗り込ませることも出来ます。

乗り込みを選択すると船員がロープで敵船を引っ張り始めますので、自分は旋回砲での攻撃を行います。旋回砲は5発までしか撃てませんので、出来るだけ接近してから撃った方が効果的です。赤い火薬樽を攻撃して爆発させ、一発の旋回砲で2,3人倒すことも可能。

敵船を自船まで引っ張ると船員が次々と飛び移っていきます。もちろん、一緒に飛び移っても良いですが、アサシンらしくマストをよじ登って高所から襲撃するのも効果的です。敵船が小さい場合は乗り込む前に成功条件を達成してしまう事も多いですが、大きい船の場合は5発の旋回砲だけで片付けるのは難しいです。船員の被害を最小限に抑えるためにも、迅速に敵船を制圧してしまいましょう。

乗り込みを成功させた方が撃沈するよりも略奪出来る物資は増えますし、ダメージを受けたジャックドー号の修理をしたり、手配レベルを下げたりもできます。手配レベルが上がると海賊ハンターが現れるので、お近づきになりたくないなら日頃から乗り込みを積極的に行い、手配レベルをコントロールしましょう。一応、各拠点にいる役人に賄賂を渡すことでも手配レベルを下げることができます。

海での手配レベルが導入された代わりに、街での手配レベルは無くなったようです。ポスター剥がしの為に駆けまわる必要が無くなって非常に快適ですが、街中ではやりたい放題なのでそれはそれでどうなの…と思わなくもないですね。

メインの「黒旗を掲げよ」は初期状態のジャックドー号では難しくて、何度もやり直した挙句に一度攻略を中断し、船を強化してからやり直しました。装甲を強化する素材の金属はミッション終了後しか手に入らない？ようなので、お金を稼いで火力を重点的に上げていきました。

メインを進めないとアンロックされない要素もあるようなので、海賊遊びは適当なところで切り上げた方が良さそうですね。物語的にはまだまだ序盤な気がします…。