[MWO] IS Quirks – Wolverine

CN9-AH や Ice Ferret 祭りも落ち着いてミディアムメックで出撃しやすくなってきたので、ぼちぼち Wolverine を試しています。Wolverine は全ヴァリアント共通で Torso Yaw Speed が +25% されており、気持ち悪いくらいニュルニュル動きます。大きめのエンジンを積めばライトメック並の速さで胴体を振ることが可能です。

▼ WVR-6R
Tier 4 Support に分類。Pre-Quirks 時代では最も扱いにくかったヴァリアントでした。

[AC/5 Cooldown +20%]
[Ballistic Weapon Cooldown +20%]

DRG-1N の影に隠れている感がありますが、WVR-6R も AC/5 が大幅に強化されており、モジュールを載せた場合の使用感は DRG-1N と大差ありません。AC/5 を二本搭載すると重量的にミサイル枠三つを使いきるのは難しいですが、割りきって AC/5 に賭けた方が良いでしょう。最高速度 80-90km/h 辺りを維持しつつ JJ も搭載できますので、攻撃しやすいポジションを取って砲弾を撃ちまくるのです。

▼ WVR-6K
Tier 5 Skirmisher に分類。JJ を欠くものの光学兵器を満載して大きめのエンジンを積めば WVR-6R よりは随分扱いやすいヴァリアントでした。

[Large Pulse Laser Cooldown +12.5%]
[Energy Cooldown +12.5%]
[Large Pulse Laser Range +25%]
[Energy Range +25%]
[Large Pulse Laser Generation -12.5%]
[Energy Heat Generation -12.5%]

LPL が全体的に強化されますが、眼を見張るのは射程が 50% も伸びる点です。LPL が500m離れた相手にも威力減衰せずに当たるというのは地味に脅威で、右腕に LPL を3-4搭載したビルドをよく見かけます。尚、このヴァリアントに限って右腕の中枢が強化されています。

▼ WVR-7K
Tier 4 Brawler に分類。このヴァリアントは今も昔も変わらず SRM boat で殴り合いする事になります。

[SRM6 Range +10%]
[Missile Range +10%]
[SRM6 Cooldown +10%]
[Missile Cooldown +10%]

他のヴァリアントが破格の強化値を得られた分、いささか地味に見えますがコレがこの Tier における標準値です。しかしながら、いまいち良い Quirk を貰えなかった子、という印象は拭えません。

WVR-7K だけに言えることではありませんが、何と言っても問題はミサイル射程延長 Quirk です。SRM6 の射程が20%延長されると 324m になり、これに射程延長モジュールを合わせることで 351m まで伸ばすことができます。しかしながら、実際に運用してみると 300m 以遠で SRM を当てられる状況となると、相手のヒットボックスが大きいとか、相手が静止している或いは回避機動が取れない隘路での戦闘あるとか、かなり限定されます。Artemis で SRM の拡散を抑えている場合は更に当てにくくなるという身も蓋もない話も出てきます。

LRM もまた然りでして、ただでさえ 1000m-900m も離れた相手に撃ったところで大したダメージを与えられない(基本的に間接照準で着弾も確認できないことが多い)わけで、更に射程が 1100m とか 1200m とかになっても仕方ないのです。

ミサイルはレーザーやオートキャノンと異なり、射程外での威力減衰がなく「当たるか、外れるか」という特性があります。よって、射程延長の効果はかなり限定的で、SRM であれば 270m 付近で撃った時に、相手が遠ざかっても当たってくれる程度ですし、LRM に至っては全くメリットは無いと言えます。

個人的にはミサイルの射程延長 Quirk は 弾速の向上に置換して良いのではないかと考えていますが、そうすると今度は LRM が凶悪な状態に逆戻りしてしまう可能性が出てきます。全く性質の違う SRM と LRM に適用する Quirk は別々に考えるべきなのかもしれません。WVR-7K に関して言えば、とりあえず Heat Gen -10% でお茶を濁すというのも有りでしょう。そっちの方がよっぽど使い勝手の向上に繋がります。

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