[MWO] RE-BALANCE PTS 4 (バランス調整テストその4)
MECHWARRIOR ONLINE STEAM LAUNCH PARTY!
http://mwomercs.com/news/2015/11/1401-mechwarrior-online-steam-launch-party
PTS の話題の前にこちら。遂に MWO の Steam リリース日が2015/12/10に決定しました。CW というゴーストタウンを抱えたままのリリースとなりますが、Steam コミュニティからどのような評価を下されるのか…。
RE-BALANCE PTS 4
http://mwomercs.com/news/2015/11/1403-rebalance-pts-4
続きましてリバランスの話。PTS 4 は11/16に開く予定です。今回のテストをもってリバランスは一旦終了となり、12/1のパッチでライブサーバへと適用されることになります。
以下、PTS 4 の概要をご紹介します。
動作する仕様
PTS 3 で実装した武器や装備品に関する殆どの仕様は PTS 4 へ引き継がれます。
動作しない仕様
ロックオンしていない敵機に対するレーザーの通常射程 (Optimal Range) が短くなる仕様は取り下げられます。PTS 4 はもちろん、ライブサーバへも実装されませんし、更なる検証も必要ないと判断されました。(※訳者注: 今回のリバランスで最も不評だったシステムでした。海外コミュニティでは “Ghost Damage” と愛称が付くほど。)
更に検証が必要な仕様
“Information Warfare” に関する仕様の方向性は正しかったものの、更なる調整が必要と判断され PTS 4 への実装は見送られています。具体的には、センサーレンジの調整、メックのサイズ毎に設定されたセンサープロファイル、味方メックとの情報共有の仕様変更、そして、上記の要素を総合した敵機をターゲットする能力の差異。
PTS 4 の仕様
リストは膨大なので具体的な数値に関しては原文をご確認ください。
AutoCannons
- IS LB10-X の弾薬が1トン毎20発へ変更。
- 全ての Gauss Rifle のクールダウンが5.5秒へ延長。
- 全ての AC/2, Ultra AC/2 の発熱量が減少し、Machine Gun と同様のクリティカル要素が追加。
Missiles
- 全ての LRM20-10 は拡散が抑えられる一方、クールダウンが延長。
- 全ての SRM/SSRM で弾速が向上。
- 全ての SRM の最大斉射数が増加。
Lasers
- Clan ERSL/ERML/SPL/MPL の最大射程が減少(訳者注: 通常射程は変更されません)。
- IS MPL の最大斉射数を6に設定。
Equipment
- ECM の有効範囲が半径90mへ減少。
- IS DHS は熱容量が増加。
- Clan DHS は熱容量が減少し排熱速度が向上。
‘Mech Efficiencies
- Kinetic Burst: 22.5% -> 7.5%
- Twist X: 10% -> 2.5%
- Hard Brake: 25% -> 7.5%
- Twist Speed: 20% -> 2.5%
- Arm Reflex: 15% -> 2.5%
- Anchor Turn: 10% -> 2.5%
- Speed Tweak: 10% -> 7.5%
Clan Mech XL Engines
片方のサイドトルソが破壊された場合、エンジンの出力が20%失われます。これにより、ターン速度、胴旋回速度、最高速度が低下するようになります。
Inner Sphere Quirks and ‘Mech Adjustments
https://mwomercs.com/static/downloads/PTS4%20IS%20Quirk%20Values.pdf
PTS 4 での Quirks リストです。Grid Iron, Dragon 1N などに付いていた50%系は緩和されています。全体的に攻撃力が落ちた代わりに死ににくくなったという印象。それから、Victor や Cataphract など、ろくな Quirks が与えられずに時代から取り残されていたシャシーが強化されたのは良いと思います。
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Quirks リストが出たので私に関係のある範囲でレビュー。メックスキルが変更される関係上、実際に触ってみるまでは何とも言いがたいです。
Panther:
PTN-10K
頑丈になったものの ERPPC のクールダウンが +25% > +10% へと低下したのは辛い。ビルドはどうしようもないので現状維持にするしか…。
Wolverine:
WVR-6K
LL の発熱とクールダウンが低下しており、こちらも攻撃力が低下しています。恐らく発熱対策でビルドを調整する可能性があります。
Dragon:
DRG-1N
AC/5 cooldown +50% > 30% が目玉。これまでが異常だったのでこのくらいで良いのではないかと思います。左右胴中枢が増強されたことにより XL でも死ににくくなります。それから巨大過ぎる右腕も装甲と中枢が強化。次のパッチでヒットボックスの調整も来るようです。ビルドに関しては 2xAC/5 が主力なのは変わりませんが、搭載弾薬を減らすことになるのでレーザーを強化して低下した火力を底上げする必要がありそうです。
DRG-FANG
最近は 1N よりも FANG に乗ってることの方が多いという隠れ愛機。攻撃面は全く変わらず、1N と同様の中枢/装甲増強が入っているのが嬉しい。加えて加減速、旋回速度にもボーナスが付いているので扱いやすそうです。ビルドの変更は無し。
Grasshopper:
GHR-5H
5N でも 5P でもなく 5H をずっと使用しています。Energy Range +15% が新規で付いたので火力が向上しそう。排熱性能も微増しています。ビルドはとりあえず現状維持の予定ですが、発熱量の様子をみて調整することになりそうです。
Mauler:
MAL-1R
Quirks 自体に大幅な変更なし。現状でも十分強いのでビルドもそのままで。