[Android]Does MY android dream of electric sheep? #02
続きです。
今回は何故Androidを選んだのか。
そして、具体的な機種の選定の話。
今まではE-MobileのS21HT、所謂HTCのTouch Diamondを使っていました。
この経験から、Windows Mobileは金輪際ゴメンだと思いました。
なんか使いにくいです、全体的に。
尤も、今年のホリデーシーズンに登場するというWindows Phone 7が、
どんな風に進化するかによりますけれど。
国内では大旋風を巻き起こしているiPhoneですが、
潜在的にアンチAppleな性質を持っている為、なかなか受け付けなかったですね。
それに加えて非常に天邪鬼な正確ですので、みんなが持っているものは嫌なのです。
噂によると、国内のスマートフォンの7割がiPhoneだと言うじゃないですか。
たしかに、街中で相当な数を見るようになってます。
そこに憧れるか、あえて唾棄するか。
私は間違いなく後者でした。
アンチAppleというよりも、こちらの理由の方がメインです。
北米大陸ではシェアNo.1、ヨーロッパでも人気ですが国内では微妙なBlackBerry。
店頭で何度か端末を触りましたが非常に良い出来だと思います。
文字入力の気持ちよさはずば抜けているのではないでしょうか。
ただ、iPhoneと同じでClosedなんですよね。端末を作っているのはRIMだけ。
海外ではかなりの種類が出ていますが、どれも似たりよったりでつまらないです。
また、画面も小さい為、ブラウジングしにくいのではないかと。
そこで、最後に出てくるのがAndroidです。
Googleが提供するLinuxベースのこのOSはOpen Free。
様々なメーカーが端末を作り、OSにも改良を加え世に送り出しています。
去年、GoogleからNexus Oneが発売されて以降、
他のメーカーも続々と新機種を投入してきています。
特に、今から秋にかけて、結構な端末が出てくるのではないかと思います。
メーカーとしては開発の自由度が高いので、様々な独自色を出せるわけですね。
国内のキャリアに縛られない、という前提はありますが、
ユーザとして、選択の幅が非常に広いのがAndroid端末の良さでしょう。
さて、それでは具体的な機種選定の話です。
選定の条件として優先させる項目としまして、
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1. 国内において3G回線を利用した運用が可能なこと。
2. 日本語の情報が多いこと。
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この2点を上げておきます。
1点目の3G回線での運用というのは、要するに国内キャリアのSIMを挿して、
電波をしっかり掴むことができるかどうかという話。
最近はポータブルWi-Fi機器も充実してきていますが、
持ち歩くガジェット数が多くなってしまうので最終手段とします。
2点目の日本語の情報が多いというのは、つまるところ既に購入者が沢山いて、
情報が豊富、またコミュニティも確立してあるということです。
もちろん、英語の情報を追えば良いのでしょうが、日本特有の問題、
例えば端末の日本語化だとか、国内キャリアとの相性だとか。
そういったものはヒトバシラー様に頼るしかないわけです。
以上のことを踏まえた上で目をつけたのはGoogle謹製Nexus Oneです。
http://www.google.com/phone/
ハードウェアはHTC製ですがOSはほぼ素の状態のAndroidと言われています。
アプリ開発者必携のアイテムと言われる一方、直前にMotorolaから発売されたDroidに押され、
いまいち売上が伸びなかった機種でもあります。
国内でも購入した方は多いですし、WebのIT系メディアでも
購入レポや使用レポがよく見つかります。
次に目をつけたのは、MotorolaのMilestoneです。
http://www.motorola.com/Consumers/XW-EN/Consumer-Products-and-Services/Mobile-Phones/Motorola-MILESTONE-XW-EN
北米でDoroidという名称で発売された端末の欧州版という位置づけで、
若干仕様が異なるようです。SIMフリー版はMilestoneしかないという認識ですが。
なんと言っても最大の特徴はスライド式のハードqwertyキーが付いてること。
ソフトキーは押しづらいし、画面を狭くしてしまうのでなるべく避けたいのです。
が、世の中はフルタッチ全盛で、ハードキーを搭載している端末はかなり限定されてしまいます。
このMilestoneの欠点はDocomo回線と相性が激悪という事。
正常動作しているという報告もありますが、悪いという報告の方が圧倒的。
SoftBankの回線はバッチリ掴むようです。
ただ、何が面白くてSBなん、おや、誰か来たようだ。
このMilestoneは最後の最後まで候補で有り続けました。
運用するとすればポータブルWi-Fiデバイスがほぼ必須です。
この強力なMilestoneと最後まで争い続けたのがこちら。
今、手元にあるAcerのLiquid A1(箱にはS100と)です。
http://mobile.acer.com/en/liquid/
上記の機種のOSが2.0以降であるにもかかわらず、Liquid A1は1.6。
フルタッチですし、ハードキーも非搭載。CPUはSnapdragonをダウンクロックして768MHz。
更に更に、近々後継機のLiquid EやLiquid Streamが発売されるらしいです。
Liquid Eはハード的にはA1と大差なく、OSが2.1というだけみたいですが。
なんでそんな端末が最終選考を通過して購入にま至ったか…。
それはズバリ価格です。
購入レポは別の記事にしますが、今回利用した通販のサイトは1ShopMobile.comです。
http://1shopmobile.com/
各種SIMフリー端末を取り扱っています。ここで上記3機種の価格を見ていただきたいのですが、
Liquid A1だけ$400未満と異様な安さなんです。送料込みでも$400超えませんでした。
その他のメジャーな機種は大体$400後半から、モノによっては$600を超えるものまで。
Milestoneは$429ですが、これにポータブルWi-Fi代が上乗せされるので…。
国内での購入者も結構いらっしゃいますし、カスタムの記事もちょろちょろ見つかります。
Docomo回線との相性も悪くないようなので、別途Wi-Fi機器を買う必要もなし。
というわけで、数カ月に渡る選考の末、ポチッとするに至ったわけでありました。
次回は購入から到着まで。