[Kindle]First Impression

kindle
Amazon Kindleが届きました。

注文したのが4月1日。土日挟んで発送が4日の予定でしたが一日遅れて5日に。7日に到着したのですが、当日も翌8日も受け取れず、本日9日に無事入手しました。週末に注文したから長く感じますけど、実際は発送から二日で届いてるんですよね。

2011/4/9現在、KindleはWi-Fiのみモデル($139)、Wi-Fi+3Gモデル($189)、Kindle DX($379)の3種類販売されています。私が購入したのは一番お安いWi-Fiのみモデル。3Gも必要かなと思いましたが、Kindleでブラウジングする事はないだろうし、書籍は自宅で落とせば事足りるかなと。どうしても外で繋ぎたくなったら、最近のメイン端末であるLiquid Metalのテザリング機能を使えば問題ないという判断です。

Open!!
Amazonお得意のデカイ箱で届くかと思ったら、さすがに専用の箱なんですね。ぴったりサイズでエコです。

Contents
内容物は本体とUSB-microUSBケーブルとマニュアルだけ。

Take it!
表と裏に張り付いてるビニール外して手に持ってみたところです。大きさと薄さの割りにはずっしり来ますが、そこいらのタブレットに比べれば断然軽いです。測ってみたら225.5gでした。端末下部に電源ボタン、microUSBジャック、イヤホンジャック、音量調節キーが集約されてます。左右のキーはページ送りキー。

画面下のキーボードは固めでカチカチ打つ感じです。数字や記号はsymキー押下で画面上に別ウインドウが開くのでカーソルでそこから選ぶか、数字はAltホールドでキー上段(Q-P)で入力可能でした。まぁ、数字併記されてないから打ちづらいですけど。

Welcom
最初に表示されるWelcomeページです。読んでないけど、機器の扱い方の説明とか書いてあります。

Store
早速Storeに繋いでみます。後から気がついたんですけど、amazon.comのアカウント設定等は必要ないんですよね。つまり、出荷前に設定されてるって事ですね。家にKindleが届いたら充電ケーブル挿すだけで、煩わしい設定なしで即電子書籍をDLして読書が楽しめるというわけです。

画面は液晶ではなくて電子インク(E-ink)というもので表示しているそうです。液晶は自らが光って画面を表示するのですが、E-inkはそうじゃないんですね。よく仕組みは分かりませんが。ともかく、眩しくなくて眼にやさしいですし、ケータイやスマフォのように明るい屋外で視認性が落ちるという事もありません。逆に、暗いところでは全く読めないんですけどね。

そして、ページを切り替える時にしかバッテリーを消費しないので、稼働時間がすこぶる長い。公称ではWi-FiをOffにしていれば1ヶ月、Onにしていても3週間イケるそうです。実際のところは使い方にもよりましょうけど、スマフォなんてほったらかしてても2,3日でバッテリ逝ってしまわれますし、こいつはすげーですね。

まだ、実際に読書はしてないので、ホントに触ってみた感想だけになってしまいました。

因みに、私は過度に電子書籍を奨励する狂信者じゃありません。むしろ、紙の書籍がなくなると寂しいなぁと思っています。Twitterやってると、まぁ、電子書籍に限らず何でもそうだけど、狂信的な人たちが居て引いちゃいますね。

「電子書籍はタブレット端末で」と考えていた時期が私にもありましたが、イマイチ食指が動くような端末が出てこないんですよね。タブレットに電子書籍リーダーが載っているだけのようなモノを5万も6万も出して買うなら、逆に読書に特化したKindleを1万円ちょいで買ったほうが良いのではないか?という考え方に切り替わりました。

今回、Kindleを購入した目的は、洋書をもっと手軽に読みたいと思った事が一つ。Kindleにはデフォルトで英英辞書が搭載されていて、読書中に単語にカーソルを合わせれば画面の上か下に辞書のプレビューが表示されます。Enterキーで単語のページに飛びます。イチイチ電子辞書で調べる手間が省けます。また、Amazonとは関係ないところで別にKindle用の英和辞書も販売されていて、それをデフォルトの英英辞書と入れ替える事も出来ます。

そういった機能的な面と、当然ながらamazon.comが誇る膨大な蔵書も魅力でした。書店で洋書の森を彷徨うのもすごく楽しいんですけど、目的の本をサクッと手に入れるにはKindleが手軽で良いです。

もう一つの用途として、重くて分厚く、御世辞にも携帯性に優れていると言えないような参考書の類を持ち歩きたいと考えた為です。具体的にはOreillyの書籍ですが、本当にすごく為になる本であっても職場に持っていくのが億劫になるのでは役に立たないし、家でじっくり読むような本でもないし。一冊くらいなら何とかなっても、二冊、三冊は拷問です。カバンをパンパンにふくらませた高校生とか時々居ますけど…。Oreillyは電子版の販売を既に開始してますので、サクッと購入してポイっとKindleに放りこめばいつでも読めると言うわけです。素晴らしいね。

ということで、今のところ手持ちの本を自炊しようとか、電子版の和書をどっかから落とそうとか、そういった使い方はあまり想定していません。まぁ、一番本棚を圧迫しているのがコミックなので、これをどうにかしたいとは思ってるんですが、現状維持でしょう。

実際に、こうしてKindleを手にしてペラペラと読んでみても、紙の本の方が魅力的でワクワクしますよ。買ってきた本を最初に開くときの、何とも言われない感覚。紙の匂いや手触りは当然味わえないわけですし。まぁ、便利さとのトレード・オフとして諦めるしかありませんね。

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