[OFP:RR]First Impression

日本語版を待たずにアジア版を購入しました。だって安いんだもの…。$1≒80yenで落ち着いてるのは経済的にどーよと思いつつ、ゲームにスマフォにドル払いしてる身としては非常にありがたい状況でありますね。

前作、Dragon Risingもプレイ済みなので、覚えている範囲でそちらとの比較になります。

システム周りで大きく変わったのはクラスシステムかと思います。前作ではチームのクラスは固定で、装備もミッションによって予め決められていましたが、今作ではそれらをある程度カスタマイズすることが可能です。カスタマイズ出来る内容は、そのクラスを使ってプレイし経験値を貯めてレベルアップすることで増えていきます。

クラスはRifleman、Grenadier、Scout、Auto Riflemanの4種類でMedicがなくなりました。ただし、CoDでいうところのPerkのような特殊能力の中に、治療が素早く行えるというものがあります。とはいえ、基本的にどのクラスでも止血->治療を行うことができます。

RiflemanはM16やM4などのアサルトライフルをメインに使うバランスの良いクラスです。初期のスコープがRed Dot SightやHolo Sightなので、遠距離での撃ち合いが多いこのゲームでは辛い面もあります。ただ、前作よりは中距離以下での戦闘も増えているので、Marksman ScopeよりRed Dot Sightの方が向いているミッションもあります。一度に出てくる敵の数も増えていますので、視野が広くなるというのもメリットの一つかと。

Grenadierは最初からM16のアタッチメントとしてM203 Grenade Launcherが使えます。その代わり、スコープ類が貧弱なので中距離以下での戦闘で真価を発揮する感じのようです。このクラスは使ってないのでレベルも低くよく分かりません。

Scoutは初期武器はM14にMarksman Scopeです。レベルを上げるとM16やM4も解禁されていきますが、スコープはMarksman Scopeより低倍率のものが使えないため遠距離での戦闘がメインになります。

Auto RiflemanはLMGのSAWが初期武器です。このクラスも後々M16等解禁されていくようですが、やはりスコープ類が貧弱なので遠距離戦闘には向かないようです。豊富な弾数を生かした制圧射撃をするんでしょうか。使ってないのでry

チーム4人に、これらのクラスを好きに割り振って好みのチームにすることが可能です。全員RiflemanにしてM16+サプレッサーで特殊部隊ごっこなんかも出来ます。それが有効かどうかは別として。

クラスごとのカスタマイズとは別に、Core Skillsというのがあります。ミッション終了時の評価によって1~3のポイントを貰えるんですが、それを消費して走る速さや時間、アサルトライフルの取り扱いなど基本的な能力を上昇させる事ができます。割り振ったポイントはいつでもリセット可能なので、色々試してみると良いかと思います。今のところ、違いはよく分かりません。

前作の舞台は架空の島、スキラ島でしたが、今回はタジキスタンという実在の国が舞台になっています。ストーリーはよく分かんないですが、東に国境を接する中国がタジキスタンを我がものにしようとしているらしく、それを阻止しよーみたいな感じでしょうか。相変わらず他人の喧嘩に首をつっこむのが好きな国ですね。

ゲーム序盤はタリバーン?な地元の反抗勢力との戦闘になります。装備も貧弱で、一発当てれば死んでしまうような連中です。中盤からは人民解放軍が出張ってきます。装備もよくなって一発当てただけじゃ死なないし、数もかなり多くなります。前作はスキラ島上陸後はアメリカ軍イケイケドンドンな感じですが、今作はかなり苦戦を強いられます。Act2最初のミッションとかかなり辛いです。

前作からはオリジナルのOFPと作ってる会社が変わってしまって、散々カジュアル化しただのヌルいだの言われてましたが、今作は更にカジュアル化してます。前作で感じた動作のモッサリ感はかなり解消されています。リロード、武器の切り替えなどの動作もサクサクです。

命令系統もかなり簡素化されていて、フォーメーションはLineとWedgeのみ。交戦規定もFire At WillとHold Fire(ただし、自分が発砲すると解除されるので、実質的にはFire On My Lead)のみ。砲撃支援も密度やタイミングなどは指示できなくなっています。その分、キーの入力が一段階減ってるんですよね。例えば、Follow Me命令は[←←]と二回入力でOKです。前作だと[→↑←]と三回入力しないといけませんでした。コンソール機はキーが限られているので、この辺の簡略化はやむを得ないかなーとも思います。

それこそ、Kinectの音声認識システム向きですよねー。操作は戦闘に集中させて、ターゲット指示して「エンゲージ」とか「フォローミー」とか言うだけで命令できたら楽です。ヘッドトラッキングシステムと合わせて、ドンドンFPSにKinectの機能を織り込んでいって欲しいですね。

敵味方共にAIがお馬鹿なのはいただけないなーと思います。特に接近戦でのAIがアホ過ぎてどうしようもないです。あと、味方が倒れると蘇生しに駆け寄って一緒に蜂の巣とか目も当てれらないです。それと、例えばスナイパーを屋根の上の土のうにHold Position指示しても、屋根に登らないで地上であたふたしてて、的に見つかって蜂の巣とか。挙げればキリがないですね。

かと言って、AIが居なければ居ないでゲームの難易度はかなり上がってしまうんですよね。上手くポジションにつけてあげればサクサク倒してくれるので、使い方次第というトコでしょうか。

ちょっと中盤のミッションがしんどくて萎えてますが、頑張ってクリアしたいと思います。

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