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Twitter でチラッと名前を見かけたので購入してみました。

現在は Pre-Order 中で、購入すると即アルファビルドをプレイすることが出来ます。記事執筆時点でのバージョンは 0.54.1a です。次のアップデートで 0.6 になるようですが完成自体はいつの事になるのやら。その代わり Pre-Order は $10 とお手頃価格になっています。

この売り方、Mount & Blade と同じですよね。懐かしいです。

ゲームの概要を簡単に説明するなら、“宇宙版 Mount & Blade” というのがしっくり来ますね。プレイヤーはフリゲート艦を一隻のみ与えられた状態でスタートし、自分より弱い海賊をやっつけながら経験値と資金を稼ぎ、新しい艦船や装備品、乗員を購入し、ゆくゆくは艦隊を編成してブイブイ言わせる、という感じです。

現時点ではどこかの勢力に雇われたり、独立勢力として星系を支配したりするようなシステムは盛り込まれておらず、とりあえず最大規模まで艦隊を大きくするだけのゲームに留まっています。

ゲーム画面は2Dの見下ろしタイプになっており Sins のように画面をグリグリして艦船を舐め回すように観て楽しむようなことは出来ません。

戦闘画面では旗艦のみ自分で操作可能で、他の艦船は戦略マップを開いて簡単な命令を与えて動かします。旗艦も自動操縦にすることが出来ますので、M&B に比べるとより RTS っぽくなっています。ただ、命令回数には上限があるので、普通の RTS のように素早くあちこち指示を与えて忙しいという感じはありません。

AI は、拠点に移動中に敵に遭遇したら迎撃に移るなど、命令以外の動作をある程度行ってくれます。ただ、目標よりも近くの敵への対処をかなり優先するようなので、思い通りに動いてくれない場面も多々有ります。拠点の防衛を命令しているのに、近づいてきた敵に反応してどんどん拠点から引き離され、別の敵部隊に拠点を奪われる…なんてことも。命令回数に制限があるせいで、気軽に別の指示を与えられないのもフラストレーションを高める要因になっています。

艦船の書き込みはかなり細かく、砲塔もしっかりクルクル回ります。巡洋艦クラスになると装備できる砲塔の数もかなり増えてくるのでド派手な砲撃戦を楽しむことができます。

フリゲート、駆逐艦、巡洋艦、主力艦は一隻ずつ装備する砲塔を変えることができます。強力な武器を無尽蔵に備え付けられるわけではないので、あれこれ試行錯誤するのが楽しいです。武器の種類も多いですしね。

戦闘面のバランスに関しては、シールドが万能すぎたり、ミサイルの使い勝手が良くなかったりと調整不足なのかなというところも見受けられます。ま、アルファなのであまり多くは求めないでおきましょう。

Starsector 本体がアルファ状態であるにも関わらず、既に多くの Mod が登場しています。武器や艦船の追加に留まらず、新たな勢力の追加、そしてバニラとは全く違う世界を舞台にした大型 Mod も複数あります。バニラはまだまだコンテンツ不足で遊び足りませんが、Mod をアレコレ漁れば価格以上に楽しめるのではないでしょうか。

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