[MWO] Clan Weapons Impression


[Autocannons]
C-AC/** 及び C-UAC/** はバースト射撃になっています。

C-(U)AC/2: 1点ダメージx2
C-(U)AC/5: 1.67?点ダメージx3
C-(U)AC/10: 2.5点ダメージx4
C-(U)AC/20: 4点ダメージx5

C-AC/2 はそれほど気にならないものの、C-AC/5 以上になると中距離以上で動いている相手にはかなり当てにくく感じます。個人的には C-UAC/10 が一番使いやすいですね。試合中盤以降、敵との距離が詰まってきた時にそのパンチ力を発揮します。500m 前後ではやはり多少照準がぶれてピンポイントダメージとはいきませんが、倍速モードで8発叩き込めるのは美味しい。200m を切る接近戦ともなればピンポイントに20点ダメージも夢ではありません。

バースト射撃の採用によってピンポイントダメージを与えにくくなっていますが、本来オートキャノンを当てにくい状況/相手であっても数発当たってくれる事もあるわけで、そこは考えようですね。C-AC/10 や C-AC/20 で装甲の剥けたライトメックの脚部に5点なり8点なり入ってブチ折ってしまえばコチラのものです。

LBX 系は AC/2-20 まで揃っています。全て1点の散弾を数字の分だけぶち撒けるようになっており、LB2-X AC は2発、LB5-X AC は5発飛んでいきます。ただし、射程距離はそれぞれ異なります。

LB2-X AC は散弾というか、命中精度の悪い AC/1 を二つ同時に撃っているような感覚。射程距離は長いものの遠距離ではあてになりません。ただ、LBX 特有の高クリティカル率を生かして、やはり試合終盤、装甲の落ちた部分にドカドカぶち込むにはうってつけかもしれません。

LB5-X AC は中距離でもそれなりに当たってくれる感じなので、汎用性は高い印象。C-AC/5 が適正な距離(700m 前後)で当てづらく、ちゃんとダメージを期待するならそれなりに接近してからでないと話になりませんから、それなら長距離射撃は C-ERLL や C-ERPPC に譲り、トドメ用、部位破壊用に使っています。

C-AC/20 がバースト射撃になってしまった為、接近戦で押しが不安定になってしまいましたが、そこは LB20-X AC がカバーしてくれそう。そもそも距離が詰まっていれば散弾であることのデメリットはほぼ消え去りますし、クリティカル率も高いわけですから、中枢めがけてドカンとぶち込んで吹き飛ばしてやれないこともないわけです。

繰り返しになりますが、将来的に LBX は弾薬を切り替えて散弾と通常のバースト射撃両方に対応できるようになるはずです。序盤はバースト、中盤以降、相手の装甲が落ち始めたら散弾でクリティカル狙い、という具合に運用できるかもしれません。

[Gauss Rifle]
あまり使ってないですが、IS とほぼ変わらずでしょうか。もちろん軽量化されているので積み込みやすくなっています。Kit Fox にも普通に載ります(設定では Kit Fox A は Gauss Rifle, 2xERMLs)。

[MG]
こちらも重量以外は IS と変化なし。効果音が重くなってクールですね。

[Lasers]
C-ER laser は射程距離の伸び方が凄い。特に ERML は射程距離 450m、 最大射程距離 900m ですから、大抵の場面でダメージを与える事が可能な万能兵器となっています。ダメージも7点へ増加しています。

しかし、高威力、長射程と引き換えに照射時間が長くなっており、C-ERLL は1.5秒、C-ERML は1.3秒、C-ERSL は1秒。額面通りのダメージを与えるにはしっかり当て続けなければなりませんから、敵に正対する時間も長くなり、前面装甲へダメージを受けやすくなります。レーザーを当てることに拘り過ぎると、大きなダメージを負ってしまうというわけです。

まぁ、何だかんだ言っても要するに慣れです。Nova Prime の 12xERML なんてどうやって運用するんだよと思っていましたが、しっかり6本ずつ綺麗に当てていけば、みるみる装甲が溶けていきます。7点x6=42点ダメージですからね。侮れません。

[Pulse Lasers]
こちらも IS に比べ射程距離の伸びが顕著。照射時間が長くなっているのも同じ。

通常レーザーと比較すると、LPL 以外はダメージが増えていない点に注意すべきでしょうか。クールダウン時間も通常のレーザーと同じですが、照射時間が短くなっている分だけ手数が増えますので C-MPL と C-LPL の DPS はそれぞれ通常レーザーのそれを超えます。ただ、SPL に関してはダメージも DPS も C-ERSL を超えることが出来ません。SPL だけはちょっと存在意義が見えませんね。

[ERPPC]
C-ERPPC は特殊ルールが適用されます。本来、C-ERPPC は15点ダメージが設定されているそうなのですが、それではさすがに強すぎるので、着弾箇所に10点、残り5点は隣接する部位に2.5点ずつ分散するようになっています。

例えば、C-ERPPC が RT にヒットした場合、RT に10点、CT と RA に2.5点ずつダメージが入ります。RA にヒットした場合、RA に10点、RT に2.5点、残り2.5点は無効となります。脚部にヒットした場合も、分散するのは隣接するサイドトルソ一箇所に2.5点のみとなります(HD にヒットした場合は CT のみなのでしょうか?)。

この特殊ルールと重量、スロット以外は IS の ERPPC と性能は同じです。ですので、熱いのは熱いです。

C-ERPPC は Targeting Computer が実装されてから本領発揮ではないでしょうか。TC で弾速と中枢へのクリティカル率が底上げされますから、更に強力になるはずです。

[TAG]
使ってませんけど、多分 IS と同じ。

[LRM]
C-LRM は全弾一気に射出されるのではなく、バラバラに順次発射されます。IS の LRM が面でターゲットに覆いかぶさるのに比べ、C-LRM は帯状にターゲットに飛んでいくことになります。その性質上、AMS で迎撃されやすく、AMS 機が固まっているところに撃ちこんでも相当数が落とされてしまいます。特に、ターゲットと自機の間に AMS 機が居るような場合は要注意です。無論、複数の LRM boat で多数の AMS でも捌き切れない程の大量の LRM を一箇所に流し込むなら話は別ですが…。

体感ですが、試合開始直後、まだ敵味方ともにある程度一箇所に固まった状態での削り合いではあまり効果を上げられない印象です。NARC や TAG が付いて自ずと集中砲火を浴びせられるとか、完全に孤立している Dire Wolf が居るとかだと有効ですけど、それは IS の LRM でも同じこと。

私はレーザーやオートキャノンと合わせて中距離直接照準で使うか、間接照準の場合は自分で NARC を貼り付けてから使う事が多いです。最低射程距離内でもダメージが与えられるようになれば、200m 前後でも使いやすくなりますから、C-LRM も真価は今後発揮されるのではないかと思っています。

[SRM]
重量とスロット以外特に変わりありません…が、それこそ重要で、C-SRM6 の重量は1.5トン。IS の半分の重さですから、かなり装備しやすくなっています。

[SSRM]
まず目を引くのは射程距離。IS の270mから C-SSRM は360mまで延長されており使いやすくなっています。その分、弾速が低下しているので AMS で撃ち落とされやすく、相手を追いかけているような状況だと地形に吸われやすくなります(IS のライトメックにはどう足掻いても追いつけないけども)。

SSRM4 と SSRM6 ですが、クールダウンが前者は5.25秒、後者はなんと7秒とかなり長めになっており、正直メインで使うのは難しいと言わざるを得ません。私は SSRM6 を 2xERPPCs Summoner で接近戦/対ライトメック用のバックアップとして積んでいます。バックアップと割り切れば7秒のクールダウンもそれほど気にならない…ことはないか、うん。5つか6つ積み込んで、チェインファイアで撃つようにすれば、多少はカバーできるかもしれませんね。

SSRM 特有のダメージ分散の問題や長めのクールダウンという問題もありますが、360mから誘導兵器による必中攻撃が可能というのは魅力的です。

[NARC]

射程距離が600mになってます。Summoner B だとジャンプスナイプの要領で NARC を貼り付けて、効果が切れるまで間接照準で LRM を垂れ流すという芸当が可能。新登場のモジュールで NARC の弾速が上がりますから、物好きな方は導入してみては如何でしょうか?

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一番影響が大きいのはやはりオートキャノンでしょう。次いでレーザー系。レーザーは慣れてしまえばこんなもんかという感じですが、オートキャノンは遠距離での信頼性が落ちたのが辛い。多くのマップで序盤は遮蔽を挟んだ長距離での撃ち合いになることが多く、現状だと C-ERPPC や C-ERLL に頼らざるをえない状況です。

とは言え、Omnipod で多様なビルドが可能なので、C-ERPPC が欲しいなら光学兵器枠の付いた Pod に交換すれば良いだけの話ですし、致命的というわけではありません。個人的にバースト射撃に慣れられなくて、LBX を持ち出すことが多いですが。

未だに両チームともに半数ずつ程度 Omnimech が含まれる試合が殆どですので、IS 勢が対抗できているのか居ないのかよく分からない状況です(妙に Timber Wolf 率高し)。Clan の光学兵器が長距離戦で優位なので AC/40 Jagermech のような極端な近接仕様のビルドは影が薄くなってるかなーというくらい。イベントで一週間くらい IS vs Clan でもやってみれば盛り上がりそうですね、色んな意味で。

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