[Banished] 1st year (Hard)

にわかに話題沸騰中の都市建築シム「Banished」
Twitter で話題になっていた都市建築シム “Banished” をプレイしています。何かしらの理由で追放(Banish)され放浪する十数人の人々を操り、生き延びるために村を大きくしていく…という内容。最大の敵は厳しい自然で、まずは最初の冬を乗り越えるのが目標になります。

難易度は三段階用意されていて、スタート時の人数や所持品が異なります。難易度が低ければ最初から作物の種を所持しているので食料の確保が楽になりますし、労働力として扱える人数も多いですので様々な作業の効率が上がります。逆に最高難易度の “Hard” では家畜は勿論、作物の種すら持っておらず、食料を確保する手段としては自然からの採集が主になります。また、開墾や建築などに使う道具の数も少なめ。今回は、そんな Hard での一年目の様子をお送りします。

スタート時の状態
マップは Seed 値によって自動生成されます。

スタート地点周辺
それでは早速スタートです。まずは周辺の状況を確認します。スタート地点からすぐ東に大河が流れているのは良いポイントです。Fishing Dock を建築して食料として Fish を簡単に得ることが出来ます。また、後々は交易の為に Trading Post を建築することになるでしょう。

北部はすぐ山になっていて、山の向こう側には川が流れていますので現時点では手の出しようがありません。届く範囲で資源を確保するだけにとどめます。

南側は森林地帯が広がる
南部は広い範囲が森になっており、開墾すれば何にでも使える土地です。重要な資源である Logs を得るのには困らないでしょう。しかし、畑が利用できない序盤において森は貴重な食料源でもありますので、無闇に木を切り倒していくのはご法度。南西側の広い部分は残し、南から南東方面を開墾していきます。

東部には大きめの島
東部に浮かぶ島も平らな土地なので上手く利用していきたいところ。ただ、最序盤は橋をかける余裕が無いと思われますので手を付けるのは後回しにします。

食料確保の為に Fishing Dock を建築
食料などを保管する Storage Barn と資源を備蓄する Stock Pile を設置
最初の冬を無事に乗り越える為に必要なものは 1.食料 2.燃料 3.家屋です。

何はともあれ食料が無いとどうしようもありません。一応、手持ちの食料がありますので当面は問題ありませんが、冬を越すには全く足りませんので出来るだけ早めに食料生産施設を建築します。今回は大河が近くにあるので Fishing Dock です。

Firewoods 確保の為に Wood Cutter も優先度が高い
身体を温めるための燃料がなくなると凍死してしてしまいます。冬場になると一気に消費量が増えるので、Wood Cutter も早いうちに建てて十分な備蓄を確保しておきたいですね。

秋に入り家屋建築が急ピッチで進む
食料や燃料を十分に確保できても家屋がなければ何の意味もありません。ただ、冬が到来するまでに間に合えば良いので優先度は低めです。秋に入って間に合いそうになければ、一時的に Builder の数を増やして一気に仕上げてしまえばOKです。

深刻な Logs 不足にどう対処するか
建築順は上記の通りですが、初期状態では肝心の建築資材がありません。最初は全員で周辺を開墾して Logs や Stones をかき集めます。とにかく不足しがちなのは Logs で、各種建材として大量に消費する他、Firewood の原料でもあるからです。建築すべき建物が増えてくると Stones も意外に不足してきます。極力、資材不足で建築作業が滞らないように気をつけましょう。

人的リソースの管理が本作の醍醐味
スタート直後はとりあえず Builder を二名程度確保しておきます。勿論、状況に応じて人数は増やしていきます。建物によって建築に携わることの出来る最大人数が設定されていますので、それを超えることが無いように気をつけます。ただ、Builder 等の専門職に付いている人は、特にすることが無いと Laborer として振る舞いますので、他の施設の人員が足りていない場合を除き、そこまで神経質になる必要はありません。

Laborer は専門職に付いていない人達で、開墾の命令が与えられている場合は彼らが作業を行います。開墾の命令すら出ていない場合は、主に流通を手伝っているようです。例えば建築予定地に Stock Pile から建材を運んだり、Fishing Dock で採れた食材を Storage Barn に運んだり…という具合。Laborer の手が空いていない場合は、それぞれ Builder と Fisher が運搬を行います。

いよいよ冬の到来…
さて、ここまでは比較的順調に進みましたが、冬に突入し食料に余裕がなくなってきました。冬場になると村人は身体を温めるために自宅に戻ることが多くなり、作業効率がグッと落ちます。Fishing Dock から食料の供給は続いていますが、どうも消費量の方が多いような少ないような微妙な状況。

夏の終わりには Gatherer’s Hut の建築指示を出していた
「食料の数字の動き方が怪しいなー」と言うのは夏頃には把握していて、一応 Gatherer’s Hut の建築を指示していました。Gatherer’s Hut は森の中からベリーやキノコ類などを得られる施設で、食べ物のバリエーションを手軽に増やせる上、ちゃんと森の中に建てれば量もかなり採れます。なぜこの時期になっても建築が終わっていないかといえば、秋までは家屋の建築にリソースを集中していたからです。

冬の中頃になってようやく完成
慌てて作業の優先度を上げて Gatherer’s Hut 建築を急がせました。この頃は食料の備蓄が3桁になったり2桁になったりを繰り返しておりヒヤヒヤでした。建物が完成してもすぐに食料が増えるわけではないので、判断の遅れで餓死者が出なければ良いのですが…。

玉ねぎと木の根で飢えを凌ぐ
ぼちぼち食料の供給が始まった頃、とうとう食料の備蓄が底をつきます。これはヤバイかと思いましたが、Gatherer’s Hut がギリギリ間に合ったようで、その後、食料備蓄は右肩上がりに転じました。

無事に二年目を迎えた Ellefors
小雪が舞っておりますが、一人の凍死者及び餓死者を出すこと無く一年目の冬を乗り越える事ができました。前回、Hard で始めた時は Gatherer’s Hut だけで乗り越えられたので食料供給の見通しが甘かったです。

二年目からは一年目に比べ若干余裕が出てきますので、当然、新しい家を建てて人口を増やしていきます。人口が増えればそれだけ食料や燃料の消費量も増えますので、急激に家屋を増やすと大変な事になります。現時点ではあまり食料備蓄に余裕がありませんが、既に右肩上がりになっていますし、暖かくなれば供給量も上昇するはずなので特に問題視はしていません。

喫緊の課題は Tools 不足です。まずは資材を集めて Blacksmith を建築しなければなりません(Wood Cutter の西側に建築予定を出しています)。

その後は南部の開墾を進めて資源を確保しつつ、その他、必要な施設を建てていくというのが二年目の目標です。南西の森には Hunting Cabin と Herbalist。集落中央エリアには Tailor も欲しいでしょうか。できれば早いうちに School House も建てたいですが、資源だけでなくその時の労働力との兼ね合いになってきます。

木材の余裕があれば大河に橋をかけて東側の開墾も進めたいですね。将来的には畑か畜産が出来ればと考えています。農業で必要な種や畜産で必要な家畜は交易でしか手に入らないようなので、何かしら輸出できる程度の余力が出てくるまで辛抱せねばなりません。

しばらくは森と共存する生活が続くでしょう。森のめぐみに感謝!

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